living things - 小さい物語たち

かつては幼虫の写真一枚で絶叫し、 かぼちゃからうねうねが現れた日には、 かぼちゃを捨て、部屋の隅で体育座りして震えていた。 けれど地球は、サピエンスだけのものじゃないと知った。 嫌いだった小さな命が、次第に愛しくてたまらなくなった。 AIと織りなす、ちいさな生き物たちの物語を手描きのイラストと共にお届けします。 虫が苦手な人にも「へぇ、こんな世界もあるんだ」って思ってもらえたら嬉しいです。

友情

ミツバチのミミと、小さなしあわせの草いちご

春の里山で見つけた、小さな奇跡のお話。 白い花粉を運ぶミツバチのミミと、ひっそりと咲く草いちご。 二人の交流を通じて、自然がそっと教えてくれる『命の繋がり』と『小さなしあわせ』を、 ぜひ感じてみてください。 春の白い花と初夏の赤い実が可愛らし…

白いトナカイと銀の枝 〜失われぬ冬の友情〜

雪に覆われたツンドラに広がる銀緑色のハナゴケと、一頭の白いトナカイの出会い。 共生の奇跡と友情の、優しくて少し切ない物語です。 コケ植物(蘚苔類)ではなく、地衣類に分類される ハナゴケ 遠い北の地、永遠の冬が訪れるツンドラの果てに、「白い森」…

カナブンの樹液レストラン・大作戦!

カナブンの生態(金属光沢の体、ヘリコプターのような飛び方、樹液をブラシで舐める習性など)を 織り交ぜた、友情と冒険の物語。 「カナブンについて知りたい」「英語学習に使いたい」「子どもと一緒に読みたい」という方にぴったりです! カナブンで賑わう…

まんじゅう苔の白緑兄弟物語 ~細葉とアラハのふわふわ大冒険~

人気のヤマゴケには、ホソバオキナゴケとアラハシラガゴケの2兄弟がいて、 葉の長さや曲がり具合で微妙に違う。 可愛いヤマゴケの兄弟の視点で描いた楽しい物語をどうぞ。 苔好きさん必見、違いが自然に覚えられるかも? ホソバオキナゴケ アラハシラガゴケ …

海の黒い矢 ― ウミウのクロウ

荒々しい日本海の岩礁で、一羽の若いウミウ「クロウ」が孤独から群れの温かさを知るまでの小さな冒険物語。 ぜひ、羽を広げて乾かすあの姿を思い浮かべながらお読みください。 翼を広げて干すポーズ 日本海に面した荒々しい岩礁の島。 An island of rugged r…

蚊柱の夜に

蚊にそっくりだけど刺さない「セスジユスリカ」。 都市の夜に舞う小さな命の儚さと、意外な役割を、彼ら自身の目線で描いてみました。 ちょっと切なくてポジティブな短編物語です。 蚊にそっくりだけど刺さない セスジユスリカ 俺の名前は、たぶん「セスジ」…

ピョンピョン王子の大失敗登頂記

野生のミナミイワトビペンギン、ピョンピョン王子が崖をめざして大ジャンプ! でも、風に煽られたり滑ったり…ドタバタ大失敗の連続!? あの可愛い両足そろえピョンピョンが炸裂する、爆笑短編物語。 ピョ〜ン! 南極圏の端っこ、風がビュービュー吹き荒れるフ…

腐葉土の底にいるもの

マダガスカル南部の腐葉土の奥深くにひっそりと生きる、幻のヤモリ『ネロサラマンダーヤモリ』。 発見記録が極めて少ない超希少種の視点で綴った、静かなショートストーリーです。 ほとんど誰にも知られず、ただ生きていることの美しさを…。 幻のヤモリ、ネ…

クロックの愉快な大冒険

水辺の最強捕食者のはずのイリエワニが、実は友達が欲しくてドタバタ大冒険!? 怖いイメージをひっくり返す、ユーモアたっぷりの心温まるお話です。 子供から大人まで、クスッと笑いながら読んでみてください。 水辺の最強捕食者 イリエワニ オーストラリア…

深海のふわふわ冒険者:ブロブの物語

「世界一醜い生き物」と言われがちなニュウドウカジカ(ブロブフィッシュ)。 でも、それは水面に引き上げられて変形した姿だけ。 本来の深海では、ふわふわで大きな目がキラキラ輝く、とっても可愛い魚です! そんなブロブを主人公にした物語を、深海の神秘…

プラタナスの郵便受け

──会えなくても、届く想い。 毎年八月二十日だけ、木のうろが郵便受けになる。 雪の降る札幌と、蝉の鳴く田舎町。 遠く離れた二人の時間が、葉ずれの音に乗って静かに重なる瞬間。 ──会えなくても、届く想い プラタナスの郵便受け 高校のとき、翔太と悠斗は…