living things - 小さい物語たち

かつては幼虫の写真一枚で絶叫し、 かぼちゃからうねうねが現れた日には、 かぼちゃを捨て、部屋の隅で体育座りして震えていた。 けれど地球は、サピエンスだけのものじゃないと知った。 嫌いだった小さな命が、次第に愛しくてたまらなくなった。 AIと織りなす、ちいさな生き物たちの物語を手描きのイラストと共にお届けします。 虫が苦手な人にも「へぇ、こんな世界もあるんだ」って思ってもらえたら嬉しいです。

爬虫類・両生類

キシノウエトカゲの絶滅回避大作戦 ~青尻尾がピチピチ編~

絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている日本最大のトカゲ「キシノウエトカゲ」。 自切する青い尻尾、日光浴の大切さ、肉食生活、外来種や開発の危機…… 子供から大人まで、読みながら自然と特徴が頭に入るユーモア満載の物語です。 野生では見かける機会が少ない …

野生の虹:サンビームスネークの物語

東南アジアの湿った大地に生きる、幻のように美しいヘビ、サンビームスネーク。 太陽の光を浴びると鱗が虹色に輝く、神秘の生き物の物語。 静かで美しい野生の日常を通じて、自然の驚異を感じていただければ幸いです。 虹色に輝く鱗を持つ サンビームスネー…

雨季の短い命 ― フェルツコウカメレオンの物語 A Short Life in the Rainy Season: The Story of Voeltzkow’s Chameleon

一度は「失われた」とされたフェルツコウカメレオン。 雨季のわずか数ヶ月で生まれ、成長し、恋をし、命を終える――彼らの儚くも美しい一生の物語。 実際の観察記録に基づいたフィクションを通じて、知られざる野生の営みを感じていただければ幸いです。 マダ…

ミシシッピの小さな武者 ―カブトニオイガメの兜―

アメリカ南部の湿地帯、ミシシッピ川の穏やかな流れの中に暮らす、 一匹の小さな武者「兜(かぶと)」。 進化が授けた強固な鎧を背負い、変わりゆく環境の中で懸命に生きるカブトニオイガメの日常と、 命の循環を綴った物語をお届けします。 背中の形状が特…

青い岩の守護者 ~あるブルーイグアナの物語~

ブルーイグアナの視点から、グランドケイマンの岩場で生きる彼らの日常、危機、 そして人間との共存への希望を描いた、優しくて力強い物語です。 絶滅寸前から1000頭以上に回復した、感動の保全成功物語も織り交ぜています。 ゆっくり読んで、青く輝く命の魅…

トゲ丸の岩の王国大冒険

アルマジロトカゲ。 棘だらけの鎧、尾をくわえて丸くなる防御、群れで暮らす社会性、胎生で赤ちゃんを産む不思議…… 岩の王国で繰り広げられるトゲ丸の1日を、楽しく学べます。 子供から大人まで、爬虫類好きにおすすめの教育エンタメストーリー。 体を丸めて…

緑の角ヘビ、今日も枝でコケる ― バロンコダマヘビのドタバタ1週間

鼻に小さな角を生やしたドジっ子バロンコダマヘビ「角影」が、樹上生活で次々と起こすドタバタ劇。 実際の習性(カモフラージュ、狩り、弱い毒、悪臭防御など)をしっかり入れつつ、笑える内容に仕上げました。 英語学習にもおすすめです! 外見のユニークさ…

回復する沼の記憶

ルイジアナの沼に生きるミシシッピワニの視点で語る、心温まる物語。 保護活動のおかげで回復した今も、生息地の破壊という課題を抱えながら、 力強く生きる彼らの魅力と母親の愛情を、ぜひ感じてください。 力強い体躯と独特の吻が魅力 ミシシッピワニ 私は…

ちっちゃなおてての沼物語

ちっちゃなおててが愛らしいミツユビアンフューマの、優しい野生の物語。 沼の静かな夜、泥の中の温もり、雨の夜の小さな冒険…… ぜひゆっくりお楽しみください。 「脚の生えたウナギ」 ミツユビアンフューマ ルイジアナの深い湿地、ミシシッピ川の氾濫原に広…

川の底で、今日も息をする

オオサンショウウオの息継ぎシーンに癒されて創作した癒し系ショートストーリー。 のんびりした川の時間が、心をほっこりさせてくれます。 存在感とゆる〜い動きが魅力のオオサンショウウオ 深い山の奥、苔むした岩が並ぶ渓流の底に、彼はいた。In the depth…

アマゾンの沈黙する葉

見た目は枯れ葉そのものなのに、背中で子を育てる驚きの繁殖法を持つ完全水生の奇妙で美しい生き物。 ピパピパの静かな野生の暮らしを、ちょっと詩的に描いてみました。 動く枯れ葉のような ピパピパ アマゾンの奥深く、雨季が終わりを迎えたばかりの時期。D…

スピノみたいなのに、ウサギみたい

迫力満点の帆を持つフィリピンホカケトカゲ。 でも心はウサギみたいに優しい…?野生のホカケトカゲの物語をどうぞ! 小型の恐竜やスピノサウルスみたいな フィリピンホカケトカゲ フィリピンのルソン島、深い熱帯雨林に囲まれた清らかな川辺。そこで生まれた…

赤と黒の夜の狩人

ミルクヘビの野生での暮らしを、1匹のメスの視点で描いた短編物語。 美しい擬態の裏に隠された、静かで危険な日常をお届けします。 カラフルでかっこいいのに性格がおとなしいミルクヘビ 夏の終わりの夕暮れ、ミシガン州の森の端っこ、古い納屋の裏に隠れた…

ヒョウ柄の秘密

2025年に新種として記載されたばかりの『ヒガシニホンアマガエル』が主人公の、ほのぼのファンタジー短編。 身近なカエルが実は500万年以上の歴史を持つ“東日本の仲間”だったなんて、 ちょっと誇らしい気持ちになりますよね。 レオとミドリの小さな冒険(?…

オレ、巨頭さんなんだが?

「今年こそ変態する!」と意気込むも、なぜか永久オタマジャクシ生活中のエゾサンショウウオ・巨頭さん。 北海道の池の底で繰り広げられる、ちょっと情けないけど愛らしい日常を物語にしました。 幼生生活中のエゾサンショウウオ。今年こそは変態するぞ。 北…

腐葉土の底にいるもの

マダガスカル南部の腐葉土の奥深くにひっそりと生きる、幻のヤモリ『ネロサラマンダーヤモリ』。 発見記録が極めて少ない超希少種の視点で綴った、静かなショートストーリーです。 ほとんど誰にも知られず、ただ生きていることの美しさを…。 幻のヤモリ、ネ…

クロックの愉快な大冒険

水辺の最強捕食者のはずのイリエワニが、実は友達が欲しくてドタバタ大冒険!? 怖いイメージをひっくり返す、ユーモアたっぷりの心温まるお話です。 子供から大人まで、クスッと笑いながら読んでみてください。 水辺の最強捕食者 イリエワニ オーストラリア…

緑の影で踊る恋 ~野生のアノール目線の1日~

野生のアノール目線で綴った、熱帯の小さな恋と日常の物語。 赤い喉袋を広げて、今日もプッシュアップ! 鮮やかな緑色で色が変わり、赤い喉袋をパッと広げるアノール 俺の名前はない。My name doesn't exist. ここではただ「俺」でいい。Here, just "I" is f…

ヒバカリ、ヒバちゃんの特別な一日

日本に生息する小さな無毒ヘビ『ヒバカリ』の、ほのぼのショートストーリーです。 普段は人間に怖がられるおとなしいヘビが、ある雨上がりの朝、珍しい出会いを経験します。 ヒバカリの視点で綴った、心が少し温かくなるお話です。 小さな無毒ヘビ、ヒバカリ…

私の大地、私の時間 ~ギリシャリクガメの一日~

野生のギリシャリクガメの視点で書いた短い物語を。 ゆっくりとした時間と大地の温もりが感じられたら嬉しいです。 何世代もの記憶が重なっている甲羅を背負う、ギリシャリクガメ 私はこの丘に生まれて、すでに何十年も生きている。 I was born on this hill…

ガンジスの声〜最後のガビアル〜

ガンジス川の流れとともに生きる、細長い吻の主。 彼の目線で見た世界は、美しく、そして痛々しい。 絶滅まであと一歩の野生のガビアルが、人間に伝えたいこと——。 静かに、でも強く響くその声に、耳を澄ませてみてください。 絶滅の危機にあるインドガビア…

青い守護者 ~裏山の秘密の住人~

日本最大級の無毒ヘビ『アオダイショウ』。 ヘビと聞くと怖いイメージを持つ人も多いと思いますが、アオダイショウは実はとってもおとなしくて、人間にとって役立つ存在。 ヘビが少し苦手な方も、ぜひ読んでみてくださいね。 裏山の青い守護者、アオダイショ…

クレちゃんの森の夜

南太平洋の隠れた楽園、ニューカレドニアの雨林。 そこで繰り広げられる、クレちゃんの小さな大冒険。 樹上を駆け巡り、夜の闇で体を輝かせ、好奇心のおもむくままにジャンプする。 かつて「絶滅した」とされたが、再発見されて今も自由に生きる。 まつ毛の…

海の芝刈り機と私 ~小笠原でアオウミガメさんに恋した夏~

「海の芝刈り機って呼ばれてるのに、態度が完全にヤンキー。 でもそのドヤ顔がたまらなくカッコいい…… 小笠原で出会ったアオウミガメに、完全に恋しました。 そのドヤ顔... アオウミガメ 去年の夏、私は人生で初めて小笠原諸島に行った。 Last summer, I wen…